行動異常が、「8,9,A,B,C,D,E」のときは、それぞれ-1した移動パターンと同じになります。

移動パターンは、まず敵から見て、味方キャラのうち最も近い人を参照します。
敵との距離は、「縦座標の差＋横座標の差」と足す感じです。（ただしそれぞれの座標の差は最大4とします。）
大きいサイズの敵の場合は、味方キャラに最も近いマスからで考えればいいです。
最も近い人が複数いる場合は、主人公＞味方１＞味方２＞味方３　という優先度です。

その後、敵から見た味方キャラの相対位置を、距離の時と同様にして考えます。（範囲は-4〜+4です）
つまり、自キャラが敵の右1,下2にいるなら、相対位置を(1,2)とします。
敵が左側を向いているときは、相対位置を左右反転、上側を向いているときは、相対位置を上下反転して考えてください。
上記の例で、敵が左下を向いていたとしたら、左右を反転させて(-1,2)とします。

敵データの移動パターンのデータ（上記行動異常中は行動異常-1）の表を見ます。
表の中心（大体F0と書いてあるところ）からの、先程の相対座標の位置のデータを見ます。

例えば、敵の移動パターンが「19」で、敵が左下を向いていて、味方のうち最も近い人が右1,下2にいるなら、
19の表の中心から左1下2のデータ、11が参照されます。
11を下の挙動と照らし合わせると、時計回りに向き変えとなります。

■各移動パターンの挙動：
00: 横方向に逃げる移動: [(敵X<自Xの時)左移動　(敵X>=自Xの時)右移動]
01: 縦方向に逃げる移動: [(敵Y<自Yの時)上移動　(敵Y>=自Yの時)下移動]
02: 横方向に逃げる移動: [(敵X<自Xの時)左移動　(敵X>=自Xの時)右移動]
03: 縦方向に逃げる移動（比較対象がおかしい）: [(敵Y<※Yの時)上移動　(敵Y>=※Yの時)下移動]
04: 右移動
05: 下移動
06: 左移動
07: 上移動
08: 向いてる横方向に移動: [(右向きの時)右移動　(左向きの時)左移動]
09: 向いてる縦方向に移動: [(下向きの時)下移動　(上向きの時)上移動]
0A: 向いてる横反対方向に移動: [(右向きの時)左移動　(左向きの時)右移動]
0B: 向いてる縦反対方向に移動: [(下向きの時)上移動　(上向きの時)下移動]
0C: ランダムに移動: [各々1/4で四方向に移動]
0D,0E,0F,14以上: 動かない
10: 反時計回りに向き変え
11: 時計回りに向き変え
12: 自キャラのほうを向く
13: キョロキョロ向きかえ: [1/2で時計回り・反時計回り]

移動できない場合は0Cランダム移動を試みる　ランダム移動できなかった場合は13ランダム向き変え
03はプログラムミスか、次のIDの敵のY座標（計算途中で使うアドレスなのか正確な値ではない）と比較している
・変更が入るまで前の戦闘座標が残っている
・固定配置の敵は移動したり攻撃されたり等するまで書き込まれない
・ランダム配置の敵や戦闘中移動先が埋まっていて移動できなかった場合等には計算途中の値が入るため、見た目通りの値ではない可能性がある